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OVD抜去

更新日:2021年11月26日

OVDの取り残しは、術後の感染症や高眼圧の原因になるためできるだけ除去しましょう。





IOL後面から後部に残ることが多いため、IOL下にI/A チップを挿入して吸引することが推奨されていますが、初心者にとってはハードルの高い手技のためそれに代わる方法を提示します。IOL前面中央部にI/A チップ先端を置き、吸引圧を最高にしてOVDを吸引します。OVDには粘性力があるため、IOL後方のOVDもIOL前面のOVDと共に一塊となって吸引されます。この時IOLは激しく動揺しOVDが吸引されたことのサインとなります。OVDが部分的に残ることがありますが、I/A tipの吸引口を下方にしてIOLのエッジに沿って360度吸引を行うと残りも吸引されます。この時、IOLが動揺するためOVDが抜去できたサインになります。また、部分的に残ったOVDと灌流液との境が明確に確認できる場合はIOLのエッヂ近傍で吸引をかけるとODVは吸引できます。角膜後面に付着した分散型OVDは粘着が強いため全てを吸引することはできません。幸い、感染や高眼圧の原因にはなり難いため残しておきましょう。

吸引後チップを抜くと前房から灌流液が抜けて前房が潰れてしまう事が多いと思います。この時IOL後面と後囊が接着していればOVDはほぼ抜去出来ていると考えます。この時虹彩下からOVDが漏れ出たり、IOL下にOVDが有れば再度吸引除去します。

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