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3D動画による手術教育





眼科手術は、基本的に局所麻酔手術であるために、術中に教育を行うことは困難でした。 近年、実用に耐えら得るheads-up  surgery用の機器が開発され、手術後に於いても術者が実際に観ていた術野を動画再生可能となりました。これより、3D動画は手術教育に多大な貢献をしています。

更に、スマートフォンを介するVR技術の進歩もあり、超高額な3Dモニターなしで簡単に3D手術動画が視聴可能となりました。

当初はプライベート用の手術教育教材として始めたこの白内障手術解説書でしたが多くの先生方のご要望もあり、世界中の手術習得を目指す眼科医の一助となればと思いYouTube3D手術動画を公開しました。

視聴には、VRグラスが必要です。千円以下から10万円程度の物が有りますが、千円程度の簡易グラスでは、実際に術者が観ていた術野の真の再現はできないため、量販店で実機を試して購入する事をお勧めします。私は、VITURE Pro XR グラスを使用していますが、ほぼ手術を再現出来ています。Ngenuityでは、手術動画を外付けハードディスクにコピー可能なので、自身の手術ビデオを医局などで観ることができます。ですから、自分の未来への投資としてはとても安い買い物と思います。自分の可能性を信じましょう。

2D動画では、自身の経験から2次元画像を脳内で3次元に展開して理解するため、経験のないものは全く理解でない場合があります。しかし、3D動画では、現実を表現するため、理解が容易です。術後手術動画を再度観ることで術中には分からなかったことがとても良く理解出来ます。3D動画は、術中に観たそのままを再生出来るためこれ程良い教材は有りません。また検索するとYouTube には、多くの3D手術動画が投稿されています。それを参考にして、自身の技術力を上げませんか。


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